言語表現コース ことばの学校 概要
言語表現コース ことばの学校第4期演習科、2025年4月10日(木)開講!
*演習科は第4期基礎科受講生(聴講生も含む)が優先となります。基礎科生で定員に達しなかった場合のみ2月13日(木)より受け付けます。(2025年1月11日映画美学校事務局)
ガイダンスは終了しました。ただいま記録動画を配信中!
募集ガイダンスにご参加ください〔無料/要予約〕
主任講師から直接カリキュラムをご説明いたします。7月25日(木)19:30から
オンラインによる募集ガイダンスとなります。
・PC、スマートフォンどちらからでも参加可能です。
・Wi-Fi環境での参加を推奨いたします。
・オンラインの形式など詳細につきましては、予約いただいた方々に追ってお知らせいたします。
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【主任講師】佐々木敦(思考家/批評家/文筆家)
【基礎科講師】磯﨑憲一郎(小説家)、奥村雄樹(芸術家/翻訳家)、小山田浩子(小説家)、川添愛(言語学者、作家)、岸政彦(社会学者)、児玉美月(映画批評家)、佐藤究(作家)、柴田聡子(シンガー・ソングライター/詩人)、津村記久子(小説家)、長嶋有(作家)、樋口恭介(作家、編集者、コンサルタント、anon inc. CSFO、東京大学大学院客員准教授)、福永信(小説家)、藤野可織(小説家)、三宅香帆(文芸評論家)、百瀬文(美術家)、吉村萬壱(小説家)
【演習科/専任講師】大崎清夏(詩人)、瀬尾夏美(アーティスト)、滝口悠生(小説家)、伏見瞬(批評家/ライター)
【演習科/ゲスト講師】浅井茉莉子(「文學界」編集長)、桐野夏生(小説家)、杉山達哉(「新潮」編集長)、保坂和志(小説家)
ことばの学校 第4期演習科に向けて
映画美学校言語表現コース「ことばの学校」第4期演習科の募集を行います。
今期から基礎科の開講時期が変わって、2025年4月のスタートになります。
また、第3期演習科では試みに「創作」と「批評」の2コースに分けてみましたが、4期はそれ以前に戻ってひとつになります。
これに伴って専任講師も半分が入れ替わりました。3期から着任していただいた大崎清夏さん、滝口悠生さんのお二方は留任、新たに瀬尾夏美さん、伏見瞬さんをお迎えします。講義内容や課題は基本的に各講師にお任せしているのですが、いったいどのような授業を行ってくださるか、今からとても楽しみです。
ことばの学校は「基礎科」と「演習科」の二段階になっているわけですが、続けての受講を必須としているわけではなく、募集も別々です(正確に言うと基礎科の受講生に優先的に演習科の受講資格があり、先行応募期間中に定員に達しなかった場合のみ一般公募を行うことにしています)。実際、3期には基礎科を受講していなかった方もいましたし、以前の期の基礎科を受講していた人や、2期から連続して受講された方もいました。そもそも基礎科は完全オンラインなので受講生同士が直接会う機会はないのですが、演習科は渋谷の映画美学校とオンラインのハイブリッドなので、来校してはじめて顔を合わせることになるわけです。毎回、初日の雰囲気は不思議な新鮮さに包まれています(もちろんオンラインでの受講も基礎科とは一味違います)。ことばの学校は、こんな機会がなかったらけっして出会うことがなかっただろう人同士が知り合い、互いのことばを読み合って、そこから何かが始まっていくこともある場所です。
基礎科では、毎回ごとにことばの使い手たちのさまざまな話(それらは繋がっているところもあれば相互に矛盾していることもある)を次々と聞きながら、言語表現の多様なありようをインストールしていったわけですが、演習科では実際に「書くこと」をしていただきます。しかしそれはごく普通の「課題テーマに応じて書く」だけではありません。5人の専任講師がそれぞれに知恵を絞って、ことばの学校ならではのユニークな演習を行っていきます。
通り一遍のカリキュラムとはまったく異なるレッスンによって、あなたのことばは受講以前とは間違いなく変わります。何らかの目標を持っている人なら望ましい結果により近づくことが出来たり、そうでない人は自分がことばによってやってみたいことが見つかるかもしれません。
他の何にも似ていない、日本でただ一つのことばの訓練校に、ようこそ!
ことばの学校 主任講師 佐々木敦
ことばの学校 第4期に向けて
2024年10月、映画美学校言語表現コース「ことばの学校」は第4期を迎えます。
特定のジャンルに限定するのではなく、言語を用いた表現全般、その根元に存在する「ことば」の無限の可能性について広く学ぶことを目的とする本校は、それがゆえに「こんな学校にいったいどのくらいの数の人が興味を持ってくれるのだろうか?」という一抹の心配とともにスタートしました。しかし蓋を開けてみると、こちらの想像をはるかに上回る受講者が集まり、多彩なゲスト講師が入れ替わり立ち代わり、それぞれの「ことば論」を語る完全オンラインの基礎科、より実践的な「書くこと」のレッスンであるハイブリッド(対面+オンライン)の演習科、いずれも好評をいただくことで、ついに4期目に突入することになりました。
ことばの学校は、プロの書き手を目指すスクールとは違います。しかし幸いなことに、すでに過去の修了生でデビューした方が何人もいらっしゃいます。必ずしもそうした明確な結果が目的であるわけではないとはいえ、非常に喜ばしいことです。自分のことばを他者に届けること、自分のことばの個性と魅力を他者に伝えられることは、いつだって、どのような場合であれ、望ましいことであるはずだからです。
そのようなことではないとしても、三期にわたって続けてきたから今だからこそ、確かな手応えとともに言えることですが、テクニックやノウハウを学ぶものではない(実際にはそういう要素もかなりあるのですが)ことばの学校は、主任講師の私も、どういうわけか、としか形容できないのですが、不思議な力を秘めた魔法のような作用で、あなたのことばを間違いなく変えます。それに、あなたは、あなたとは別のことばを持った、しかしあなたと同じく自分のことばを変えようと願う仲間と出会うことになります。それは自分のことばの読者を得ることであり、自分自身が仲間たちのことばの読者になるということでもあります。
ことばに何ができるのか? あなたのことばに何ができるのか? あなたたちのことばに何ができるのか?
簡単に答えましょう。
たくさんの、ほんとうにたくさんのことができます。
多くの申し込みをお待ちしております。
ことばの学校 主任講師 佐々木敦
言語表現コース ことばの学校とは
・言語表現のさまざまなジャンルや形式に触れ、「自分が自分だからこそ書ける言葉」を発見し、獲得することを目指します。
・基礎科と演習科(各半年間)に分けて募集。基礎科は全16名の講師による講義(16回)と主任講師の佐々木敦による講義(4回)の全20回の講義となります。各講師の「ことば」の考えを聞き、さまざまな「ことば」を習得します。
・演習科は4名の専任講師による課題講評が中心と、より実践的な講義となります。またスペシャルゲストによる特別講義も予定しております。
・基礎科はオンラインで実施、演習科は対面とオンラインの併用で実施。遠方でも受講が可能です。
・座学のほか、基礎科は主任講師、演習科は主任講師と専任講師による課題講評を受けることができます(正規生のみ)。
・より気軽に参加ができる聴講制度を導入。自分の好きなタイミングで講義を閲覧することが可能です(基礎科のみ)
<基礎科>(半年間)
2024年10月3日(木)開講
全20回/毎週木曜 19:30-22:30
オンラインにて実施
2024年7月27日(土)12:00より先着順、定員に達し次第締切
「正規受講生」と「聴講生」から選択可能
正規受講生:リアルタイムで講義を受けることができ、講師との質疑応答や、主任講師による課題講評を受けることが出来ます。また講義アーカイブが閲覧可能
聴講生:安価で講義のアーカイブを閲覧。開講後でも申し込みが可能
正規受講生:受講料: 77,000円(税込) 定員:100名
聴講生:受講料: 44,000円(税込) 定員:なし※2025年1月31日まで受付
<演習科>
2025年4月10日(木)開講
全20回/毎週木曜 19:00-22:00
通学・オンラインのハイブリット型で実施